【フェンシング】名勝負で銀メダル!男子エペ団体メンバーは誰?まとめwiki

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男子エペ団体メンバーは誰?これまでの歴史も

個人では加納虹輝選手が金メダルを獲得したフェンシング。

いよいよ団体戦が始まりますが、メンバーについてご存知ですか?本記事では8月2日に行われるフェンシング男子エペ団体メンバーに選ばれた選手についてや、これまでの戦績・歴史についてまとめました。

追記:日本は決勝でハンガリーに惜しくも敗れ、銀メダルとなりましたが、最後まで粘りを見せてくれて白熱の試合でした!

最後まで読めば、フェンシングエペ団体競技をより楽しむことができますよ。

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パリオリンピック フェンシング男子エペ団体メンバーは誰?

パリオリンピック フェンシング男子エペ団体のメンバーはリザーブ(補欠)選手を含め4名です。

  • 加納虹輝(かのう こうき)
  • 見延和靖(みのべ かずやす)
  • 山田優(やまだ まさる)
  • 古俣聖(こまた あきら)※リザーブ(補欠)

それでは選手一人一人について詳しく見ていきましょう。

加納虹輝(かのう こうき)選手

  • 年齢: 26歳(1997年12月19日生まれ)
  • 出身: 愛知県あま市
  • 所属: 日本航空(JAL)
  • 身長: 173cm
  • 利き手: 右

加納選手は、パリ2024オリンピックで日本フェンシング史上初となる個人種目の金メダルを獲得しました

東京2020オリンピックでは男子エペ団体で金メダルを獲得しており、2大会連続のメダル獲得となります。

加納選手の特徴は、世界屈指のスピードを武器とした剣さばきです。

決勝戦では、地元フランスの英雄ヤニック・ボレルを15-9で破り、圧倒的な強さを見せつけました

彼は10歳の時に北京2008オリンピックで太田雄貴選手の活躍を見てフェンシングを始めました。現在は、自身も育成年代の大会を主催するなど、後進の育成にも力を入れています

見延和靖(みのべ かずやす)選手

  • 年齢: 36歳
  • 出身: 福井県越前市
  • 所属: Nexus
  • 利き手: 左

見延選手は、東京2020オリンピックの男子エペ団体金メダリストの一人です。

彼の特筆すべき点は、全個人種目を通じて日本選手として初めて年間ランキングで世界1位を獲得したことです

左利きという特徴を持つ見延選手は、豊富な国際大会の経験を活かした安定したパフォーマンスで、チームの要となっています。

山田優(やまだ まさる)選手

  • 年齢: 29歳(1994年6月14日生まれ)
  • 出身: 三重県鳥羽市
  • 所属: 山一商事
  • 身長: 184cm
  • 体重: 73kg

山田選手も東京2020オリンピックの男子エペ団体金メダリストの一人です。

彼は元幹部自衛官という異色の経歴を持っています。山田選手は小学2年生からフェンシングを始め、中学でフルーレからエペに転向しました。

2014年には世界ジュニア選手権で日本人初優勝を果たすなど、早くから才能を発揮していました

184cmの長身を活かしたリーチの長さが特徴で、2019年にはアジア選手権で金メダルを獲得するなど、国際大会でも実績を重ねています。

古俣聖(こまた あきら)選手

  • 年齢: 26歳
  • 出身地: 新潟県新潟市西区
  • 現所属: 株式会社本間組(2020年4月入社)
  • 身長: 180cm
  • 体重: 70kg

古俣選手は5歳でフェンシングを始め、フェンシング一家に育ちました。20年以上にわたりこの競技に取り組んでいます。

古俣選手は、大柄な体格と軽快な動きを組み合わせた独自のスタイルを持ち、エペという種目の特性を活かした全身を使った攻防が得意であると言えます。

また、幼少期からの経験を活かした高い基本技術と、国際大会での経験を組み合わせた総合的な競技力が彼の強みだと考えられます。

エペ男子団体のこれまでの歴史

フェンシングの日本への導入

日本でフェンシングが初めて行われたのは1880年代とされています。

明治初年には陸軍戸山学校でフランス人教官により片手軍刀術として伝えられました。これがフェンシングの日本への導入の始まりとなりました。

スポーツとしてのフェンシングの始まり

スポーツとしてのフェンシングは、昭和7年(1932年)に岩倉具清がフランス留学から帰国し、慶応義塾大学や法政大学の学生に教えることから始まりました。

この時期からフェンシングは日本で広まり始め、スポーツとしての基盤が築かれました。

オリンピックへの参加と成績

日本のオリンピックへの初参加は1952年のヘルシンキ大会でした。

1964年の東京大会では男子フルーレ団体が4位入賞し、長らく日本の最高成績として記憶され、その後も努力を重ねた結果、2008年の北京オリンピックで太田雄貴選手が男子フルーレ個人で銀メダルを獲得し、日本フェンシング界初のオリンピックメダリストとなりました。

このように、日本のフェンシングは長い歴史を持ち、特に近年は国際大会での成績が飛躍的に向上しています。2021年の東京オリンピックでの男子エペ団体の金メダル獲得は、日本フェンシング界の新たな章を刻む出来事となりました。

エペ男子団体のメダルの可能性は

パリ2024オリンピックにおける日本男子エペ団体のメダル獲得の可能性は以下の理由により非常に高いと考えられます。

  • 前回大会での実績
  • 強力なチーム構成
  • 継続的な強化
  • 世界ランキングの高さ
  • ベテランと若手の融合

前回大会での実績

東京2020オリンピックで日本男子エペ団体は金メダルを獲得しています。

この実績は、チームの高い競技力と大舞台での経験を示しています。前回大会での成功はチームの自信となり、次の大会でも高いパフォーマンスを発揮する可能性があります。

強力なチーム構成

  1. 加納虹輝選手:
    • パリ2024オリンピックの個人戦で金メダルを獲得し、世界ランキング3位の実力者です。彼の技術と経験はチームの大きな強みです。
  2. 見延和靖選手:
    • 過去に世界ランキング1位に輝いた経験を持つベテラン選手です。見延選手の豊富な経験は、試合の戦略と安定感を提供します。
  3. 山田優選手:
    • 東京2020オリンピックの金メダリストであり、国際大会での実績も豊富です。彼の勝負強さと技術はチームの核となります。
  4. 古俣聖選手:
    • リザーブ選手として、国際大会での好成績を持つ若手選手です。彼の成長とエネルギーはチームに新しいダイナミクスをもたらします。

継続的な強化

日本フェンシング界は、外国人コーチの招聘など全体的な強化を推進しており、その成果が表れています。最新のトレーニング技術と戦術を取り入れることで、選手たちのパフォーマンスは着実に向上しています。

世界ランキングの高さ

チームとしての世界ランキングも高く、国際的な競争力を維持しています。高いランキングは、チームがトップレベルで競い続けている証拠です。

ベテランと若手の融合

ベテラン選手と若手選手がバランス良く配置されており、チームの継続的な強さが期待できます。経験豊富な選手のリーダーシップと若手選手のエネルギーが融合することで、チームの総合力が高まります。

これらの要因から、日本男子エペ団体はパリ2024オリンピックでもメダル獲得の有力候補と言えます。特に、東京2020オリンピックでの金メダル獲得の経験を活かし、連覇を目指す強い動機付けがあると考えられます。

ただし、フェンシングは接戦になることも多く、当日の調子や対戦相手との相性なども結果に影響する可能性があります。そのため、メダル獲得の可能性は高いものの、確実とは言い切れない面もあることに留意する必要があります。

まとめ 2大会連続金メダルを見届けよう

日本男子エペ団体は、東京2020オリンピックでの金メダル獲得を機に、世界のフェンシング界に新たな風を吹き込みました。

加納虹輝、見延和靖、山田優、そして古俣聖という個性豊かな選手たちが織りなす戦略と技術は、まさに日本フェンシングの真髄を体現しています。

パリ2024オリンピックに向けて、彼らの挑戦は続きます。長年の努力と研鑽、そして前回大会での栄光が彼らの背中を押し、さらなる高みを目指す原動力となっています。世界の強豪たちとの激戦が予想される中、日本チームの進化と活躍に大きな期待が寄せられています。

フェンシングエペ競技を通じて、日本の底力と技術の粋を世界に示す彼らの姿に、私たちは胸を熱くし、声援を送り続けるでしょう。パリの地で繰り広げられる熱き戦いに、今から心が躍ります。

試合当日はみんなで2大会連続金メダルを獲得する瞬間を見届けましょう!

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