専業主婦ってメンタル崩壊しそうな悩み尽きない。
家事育児に明け暮れて心がすり減っていく。
専業主婦の孤独な悩みを誰も理解してくれないから、1人で抱え込んでいつの間にかメンタルがボロボロに・・・。
でも、専業主婦のメンタルヘルスを後回しにしてると、いつか限界が来て崩壊してしまうかもしれません。
そこで、今回は専業主婦のメンタルを崩壊させる悩みの正体と、乗り越えるための対処法について紹介します!
- 専業主婦のメンタルを蝕む3つの深刻な悩み
- 専業主婦がメンタル崩壊を防ぐ5つの対処法
- メンタル崩壊から立ち直った専業主婦の体験談
専業主婦がメンタル崩壊する3つの悩み
専業主婦が日々抱えるメンタル面での悩みは、決して甘くみてはいけません。
その深刻さに気づかないまま、限界を超えてしまう専業主婦は少なくないのです。
専業主婦を追い詰める代表的な悩みを3つ取り上げ、それぞれ詳しく見ていきましょう。
家事・育児の孤独感と疲労
専業主婦の多くは、家事や育児を一人で担っている状況に孤独を感じています。
毎日同じことの繰り返しで、誰にも褒められず、認められないことへのむなしさが募ります。
その上、家事に育児に追われて心身共に疲れ果て、以下のようなストレスを抱えこみがちです。
- 自分ひとりで家事をこなす大変さ
- 夜泣きや病気の時の睡眠不足
- 24時間休みなく働く過酷さ
例えば、子育て真っ最中の30代専業主婦、明美さん。
夫は仕事で忙しく、ほとんど家事を手伝ってくれません。
おまけに、生後6か月の赤ちゃんの夜泣きで眠れない日が続き、育児ノイローゼ気味。
「誰もわかってくれない。もう限界…」と泣き崩れる日もあるそうです。
明美さんのように、一人で家事や育児を抱え込み、孤独と疲労に苦しむ専業主婦は多いのです。
無理をし過ぎず、助けを求める勇気も必要ですね。
自分らしさを失う危機感
家事と育児に明け暮れる毎日に、自分らしさを失っていく寂しさを感じる専業主婦もいます。
「自分は家族のためにだけ生きているのか」と、生き方そのものに疑問を感じ始めるのです。
そんな危機感は、次のようなことが原因で募っていきます。
- 趣味や興味を忘れてしまった
- 自分の人生の目標を見失った
- 家族の一員としてしか存在できない
例えば、結婚して5年目の専業主婦、桃子さん。
最近、自分が何者なのか分からなくなってきたのだとか。
以前はキャリアウーマンとして輝いていたのに、今は家のことだけを考える日々。
目標を失い、生きる意味さえ見いだせなくなってきたそうです。
桃子さんのように、専業主婦になって自分を見失いそうになる女性は少なくありません。
専業主婦だって自分らしさを大切にしたいですよね。
理想と現実のギャップに苦しむ
理想の家庭像と現実のギャップに苦しむのも、専業主婦にとって大きな悩みの種です。
「こんなはずじゃなかった」と落胆し、家庭への不満がつのる一方なのです。
そのギャップは、次のようなことに表れるようです。
- 夫に思うような協力が得られない
- 育児は想像以上に大変だった
- 自分の思い描いた母親像と違う
例えば、二児の母である専業主婦の恵美さん。
結婚前は、家族みんなで協力し合う理想の家庭を夢見ていました。
ところが現実は、夫は家事育児に非協力的で、子供の要求にも振り回される毎日。
「こんな母親になるつもりじゃなかった…」と、理想とのギャップに苦しんでいるそうです。
恵美さんのように、思い描いていた家庭像と違う現実に直面し、悩む専業主婦は多いのです。
理想と現実は違って当然、そこが受け入れどころです。
メンタル崩壊を防ぐ専業主婦の5つの対処法
専業主婦のメンタルを蝕む悩みを解決するには、適切な対処法を知ることが大切です。
ここでは、専業主婦がメンタル崩壊を防ぐための具体的な方法を5つ提案します。
一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、上手にストレスと付き合っていきましょう。
家事や育児の分担を家族に求める
まず大切なのは、家事や育児を一人で抱え込まないことです。
家族みんなで役割分担し、協力し合える体制を作ることが何より重要です。
家事や育児の分担を進めるには、以下のようなことを心がけましょう。
- 夫や子供と家事の役割を話し合う
- 得意不得意を考慮して分担する
- 感謝の言葉を忘れずに伝え合う
例えば、幼稚園児の子供がいる専業主婦の香織さん。
最近、夫と話し合って、家事の分担を決めたそうです。
夫は休日の掃除と料理担当、子供は自分のおもちゃの片付けを任されました。
おかげで香織さんの負担が減り、みんなで助け合う雰囲気も生まれてきたとか。
家族に協力を求めるのは、専業主婦の孤独感を和らげる一番の特効薬と言えるでしょう。
家族で支え合う家庭づくりが一番ですね!
自分の時間を意識的に確保する
家事に育児に追われる毎日では、自分の時間を確保するのも一苦労です。
けれど、メンタルを守るためには、自分だけのリラックスタイムを意識的に作ることが欠かせません。
そのためには、次のような工夫をしてみましょう。
- 子供を預けて、自分の趣味の時間を作る
- 夫に育児を任せて、友人とランチを楽しむ
- 家事は手を抜いても、自分を癒す時間は確保する
例えば、1歳の子供を育てる専業主婦の美樹さん。
最近、週に2回はヨガ教室に通うことにしたそうです。
その間は実母に子供を預け、気兼ねなく自分の時間を満喫。
リフレッシュして家に帰ると、子育ても楽しめるようになったとか。
自分の時間を大切にすることで、専業主婦はメンタルの安定を取り戻せるのです。
自分を犠牲にしすぎないのが秘訣ですね。
パートタイムなど仕事をする
家事育児だけの生活に物足りなさを感じるなら、パートタイムで働くのも一案です。
家の外で社会とつながりを持つことで、新しい刺激を得られるはずです。
仕事をすることのメリットには、以下のようなことが挙げられます。
- 母親以外の自分の役割が持てる
- 他人から認められる喜びが得られる
- 仕事での成果が自信につながる
例えば、子供が小学生になったのを機に、パート勤務を始めた専業主婦の由紀子さん。
久しぶりの社会復帰は不安もありましたが、今ではすっかり仕事にも慣れたそうです。
職場の人と交流する楽しさを知り、家に閉じこもっていた頃が嘘のよう。
「仕事を通して、自分の世界が広がった気がします」と由紀子さんは言います。
社会参加することで、専業主婦は新しい自分を発見できるのかもしれません。
家の外に活躍の場があると、張り合いが出ますね。
誰かに話を聞いてもらう
ストレスを感じた時は、一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうのも効果的です。
日頃の悩みを打ち明けることで、心の重荷がぐっと軽くなるはずです。
話を聞いてくれる相手は、以下のような人が考えられます。
- 夫や実家の親など身内の人
- 悩みを共有できる専業主婦仲間
- カウンセラーなどの専門家
例えば、育児に悩んでいた専業主婦の裕子さん。
ママ友に子育ての大変さを打ち明けたところ、みんな同じ悩みを抱えていることが分かったそうです。
「一人じゃないと思ったら、頑張る勇気が湧いてきた」と裕子さん。
同じ立場の仲間と支え合うことで、きっと心の支えになるはずです。
誰かに話を聞いてもらうだけで、専業主婦の孤独感は和らぐのです。
聞いてもらえる相手がいるだけで心強いですよね。
自分自身と向き合う時間を持つ
忙しい毎日の中で、自分自身と向き合う時間を持つことも大切です。
一人でゆっくり過ごす時間を通して、自分の気持ちを見つめ直すことができるはずです。
自分自身と向き合うためには、以下のような方法が考えられます。
- 瞑想やヨガで心を整える
- 日記を書いて自分の思いを言語化する
- 一人旅をして環境を変える
例えば、自分を見失いそうだった専業主婦の晴美さん。
最近、一人で静かにお茶を飲む時間を作るようにしているそうです。
そこで自分の心に耳を傾けることで、本当にやりたいことが見えてきたとか。
「目の前のことに追われるだけでなく、自分の人生を見つめ直すきっかけになった」と晴美さん。
自分自身と対話する時間があれば、専業主婦は新しい一歩を踏み出せるかもしれません。
自分の心の声に耳を傾けることが大事ですね。
専業主婦のメンタル崩壊から立ち直った3人の体験談
実際に、メンタル面で悩んでいた専業主婦たちは、どのようにして乗り越えてきたのでしょうか。
ここでは、メンタル崩壊の危機から立ち直った専業主婦3人の体験談をご紹介します。
同じ悩みを抱える専業主婦の方々にとって、きっと参考になるはずです。
ママ友とのおしゃべりが救いだった
都内に住む専業主婦の真由美さん(38歳)。
第一子出産後、孤独な育児に苦しんでいた時期がありました。
「子供を愛しているのに、イライラが募る自分が許せなかった」と振り返ります。
- 育児ストレスで精神的に参っていた
- 誰にも相談できず一人で悩んでいた
- 睡眠不足で感情のコントロールもできない
そんなある日、思い切って公園で知り合ったママ友に打ち明けてみることに。
「みんな同じなのよ」と共感してもらえて、それまでの孤独感が一気に和らいだそうです。
「ママ友と子育ての悩みを言い合えるだけでストレス発散になる。今はおしゃべりが楽しみ」と真由美さん。
心の重荷を分かち合える仲間の存在が、真由美さんのメンタルを支えているようです。
孤独な育児は辛いもの。ママ友は心強い味方ですね。
夫に頼る勇気を持ってよかった
三重県に住む専業主婦の亜希子さん(34歳)。
二人目の出産後、育児ノイローゼ寸前まで追い詰められた経験があります。
「夫に迷惑をかけられないと思って、家事育児を全部抱え込んでしまった」と亜希子さん。
- 上の子の世話もあり、自分の時間がゼロ
- 夫は仕事が忙しく、なかなか協力してくれない
- 「もう無理」と弱音を吐きたくなる毎日
しかし、このままではマズいと思った亜希子さんは、夫に遠慮せずSOSを出してみることに。
育児の辛さを包み隠さず伝えたところ、夫も自分の非協力ぶりに気づいてくれたそうです。
「今は夫も進んで子供のお風呂を手伝ってくれる。私も休息が取れて心にゆとりが出てきた」と亜希子さん。
一人で抱え込まずに、夫に頼る勇気を持つことの大切さを教えてくれる体験談です。
弱音を吐くのも勇気がいりますが、夫婦なら当然ですよね。
話を聞いてもらうことで自分を取り戻せた
神奈川県内に住む専業主婦の祐子さん(45歳)。
子育てが一段落した頃、今度は自分のアイデンティティに悩む日々が続いたそうです。
「子供中心の生活が長く、自分が何者なのか分からなくなっていた」と振り返ります。
- 自分の趣味や楽しみを忘れてしまった
- 夫婦の会話も子供の話題ばかり
- 母親としての役割しか果たせていない
そこで祐子さんは、夫に「とにかく話を聞いて欲しい」と頼み込んだそうです。
何度も深夜まで2人で語り合ううちに、次第に自分の気持ちが整理できてきたとか。
「改めて夫の理解と協力に感謝。自分の人生を取り戻すきっかけをくれた」と祐子さん。
メンタルの危機を乗り越えるには、身近な人に頼ることも大切なのかもしれません。
じっくり話を聞いてもらえる相手は貴重ですね。
まとめ メンタル崩壊しない!専業主婦の悩み解消法
今回は、メンタル崩壊しない!専業主婦の悩み解消法について紹介しました!
- 家族に協力を求める
- リフレッシュの時間を作る
- 1人で抱え込まない
主婦がメンタル崩壊する原因は、家事・育児の孤独感と自分らしさを失う危機感です。家族に分担を求めたり、パートタイムの仕事をしたりして、自分の時間を確保しましょう。辛い時は誰かに相談するのが一番です。
ママ友とおしゃべりして気持ちが楽になったわ。1人じゃないって思えたら前向きになれるの
主婦のメンタルを守る秘訣を実践して、毎日を笑顔で過ごせますように!